1歳の子と電車でお出かけしたいけれど、「ぐずる・泣く」は正直困ってしまいますよね。
しかし、この「ぐずる・泣く」という難関突破は予め対処法を用意しておけば案外乗り越えられます。
電車内で困って慌てずとも、考え方や対処アイテムの準備をしておけば何とかなってしまうものです。
というのも、私も子どもと電車に乗ってしんどい思いをしました。
電車という他人との密室の中で、子どものぐずり・泣きに対処するのは大変な苦行です。
でも折角のお出かけですから、できれば楽しみたいところ。
こういう時は予め用意した対処法を上手く駆使して、やり過ごしましょう。
以下で、対処法アイデアを複数お伝えしますので、取り入れてみてくださいね。
Contents
1歳の子が電車の中でぐずる、泣く!静かに穏やかに過ごす為のポイント5つ
ポイント①:泣く・ぐずるを想定して、予め配慮しよう

予め泣くこと、ぐずることを想定し、電車内の人に配慮しておきましょう。
勿論、1歳ですから泣く・ぐずるは当たり前ですよね。
それが一つの仕事といっても良いと思います。
それを理解してくれる人も沢山いるのですが、その泣き声が不愉快だ!と思う人もいます。
育児を知らない人もいるだろうし、知っていても心穏やかにはいられない人もいるでしょう。
いらぬトラブルに発展する可能性だって無きにしも非ずなので、1歳の子どもとママ自身を守るためにも、可能な範囲で配慮しておいたほうが良いです。
具体的には…
- 混雑時間をずらす
- 寝かしつけてから出かける
- 優先席付近へ
- 電車の先頭車両もしくは最後尾の車両に乗る
- 混雑時間に出かけなければならない場合は抱っこ紐で行こう
- 電車の中では静かにしようと伝えておく
この辺りですね。
以下で少し解説してみますね。
- 混雑時間をずらす
混雑時間は人が多いだけ、不愉快に感じる人もそれなりにいるかもしれせん。
なので、もし時間をずらせるようなら混雑時間はさけましょう。
平日なら朝や夕方のラッシュ時間は避けて、お昼前後に出かけると良いかと思います。
電車にもよりますが平日のラッシュは酷いです。
通勤する方も、急いでいたり、仕事前とあってナーバスになっている方もいます。
イライラさせてしまう可能性は高いので、できるだラッシュ時間はさけましょう。
子どもやママにとっても混雑した電車は辛いものがあると思いますしね。
休日の場合も、案外、午前中や夕方は混雑する場合があります。
午前中は上り列車が混雑、夕方は下り列車が混雑するその傾向にありそう(少なくとも埼京線は混雑します…)。
もし把握できるようなら、予め最寄駅から目的駅までの混雑具合を調べておくと良いですよ。
- 寝かしつけてから出かける
お昼寝の時間に移動する作戦ですね。
抱っこ紐で寝かせてから電車に乗ると良いと思います。
ただ、電車内の音で、起きて泣く場合があるという、欠点もあります。
うちの子も1歳の頃、抱っこ紐で寝かせてから電車に乗ることがあったのですが、すぐ起きてしまいました。
景色を見せたり、おやつなどでしのぎましたよ。

- 優先席付近に行く
優先席は妊娠中の方や病気などを持っている方だけでなく、小さい子連れの方も対象ですよね。
なので、それを理解している方が多いのではないかと思います。
優先席付近にいる方はそれを承知で乗っている方も多いはずなので、比較的安心して乗れます。
実際、優先席の方に行く子連れの方は多いですよ。
- 電車の先頭車両もしくは最後尾の車両に乗る
ホームの階段付近だと人が多いですが、逆に端っこの車両は比較的人は少ないです。
なので、泣き声を聴かれる人数も少なくてすみます。
ただ、時間帯によっては女性専用車両になっている場合もありますけどね。
- 混雑時間に出かける場合は抱っこ紐にしよう
都合上、混雑時間でないと移動できない場合は、ベビーカーには乗せず抱っこ紐で行きましょう。
ベビーカーが必要であれば、たたんで持ち運びましょう。
というのも理由は2つあって、
- 抱っこ紐の方が子供は安心する
- 電車内の場所をとらなくてすむ
なんですよ。
特に平日のラッシュ時間はそうですね。
電車によってはぎゅうぎゅうになるので、子どもは息苦しいし落ち着かなくてぐずると思います。
ただ、抱っこ紐であればママにくっついていられるので、安心して過ごせると思いますよ。
あと、平日の通勤では何としてでも電車に乗りたい人が多いので、場所をとるベビーカーに子どもを乗せて行ったら結構迷惑にはなってしまうんですよね。
なので、できるだけ範囲をとらないようにベビーカーは持って行かないか、折りたたんで乗車した方が良いです。
確実に。。
降りる時も大変ですしね。
休日なら、電車に乗る人は買い物・遊びなどのお出かけで乗る方が多いと思うので、乗客者の心中は穏やかな方が多いのではないかと思います。
混雑具合も、平日ほどの酷さではない場合が多いと思います。
当然、子連れの人が出かけてもおかしくないですから、ベビーカーに乗せて行っても理解はしてくれる場合は多い気がします。
ただそれでも、できるのであればベビーカーはたたんでおいた方が良いは良いと思います。
- 電車の中では静かにしようと伝えておく
電車に乗る前に、少し冷静に「電車に乗ったら静かにしてようね」「シーだよ(ジェスチャー交えて)」と子どもの目を見て伝えておきましょう。
とはいえ、まだ1歳なので伝えても分からないと思います。
ただ、何となく真剣に言っている雰囲気は伝わるかもしれません。
案外、静かにしていられる場合がありますよ。
ポイント②:ぐずる・泣く理由を把握して、対処できることなら対処しよう

電車内でぐずったり、泣いたりした場合の対処についてお話します。
まずぐずったり、泣いたりする理由はいろいろあると思います。
- 眠い
- 甘えたい
- おむつが気持ちわるい
- 知らない人が多い中にいるのが落ち着かない
- 飽きた
- 体調が悪い
- 暑い
- お腹が空いた
- のどが渇いた
等々。
まだ、言葉をしっかり喋れないので、自分の欲求を伝える事が難しいですよね。
なので、まずは時間帯や子どもの感じを見て、子どもの不快を取り除いてあげましょう。
伝わらなくて更にぐずったりする場合もあるので、早めの対処が肝です。
眠いとか、甘えたいようであれば抱っこ紐で揺らしてあげる。
お腹が空いているようであれば、お菓子を少しあげる。
のどが渇いてそうなら、マグを渡してあげる。
暑いようであれば、服を一枚脱がせたり、扇いであげたりする。
おむつが気持ち悪いようであれば、いったん電車を降りておむつを換えてから再乗車する。
飽きているようであれば窓の外をみせてあげる。
などなど。
可能な範囲で対処しましょう。
対処できない場合や、対処してもぐずりイヤイヤし続ける場合、理由が分からない場合は、下記のアイテムを利用しましょう!
ポイント③:ぐずり・泣き対処アイテムを活用しよう

アイテムはこちら↓
- お気に入りのおもちゃ
- 大好きなおやつ
- デジカメ写真&動画
- スマホ写真&動画
順番に説明していきますね。
- お気に入りのおもちゃ
ただのおもちゃでは効果が薄いので、お気に入りのおもちゃを用意しておきましょう。
おもちゃでなく絵本でも良いでしょうし、持ち運べるならそれ以外でも良いです。
うちの子ははらぺこあおむしが大好きなので、その絵本とか、大人が持っている物に興味を示すので、大人が持っているもので、子どもに渡しても安全なもの(空のベビーローションやキーホルダーなど)を貸してあげました。
- 大好きなおやつ
ただのおやつでなくお気に入りで大好きなおやつですね。
アンパンマンが好きならアンパンマンのおやつとか。
本人が好きなものを渡してしのぎましょう。
ただ、あまりにもボロボロこぼれるものはやめておいた方が良いかなと思います。
私は以前子供にスコーンをあげて失敗しました。
床がスコーンのカスだらけになってしまったんですよね。
周りに迷惑がかかるし、掃除が手間になるのであまりにもボロボロこぼれるものは控えた方がいいですよ。。
あと、人が多いときはお菓子作戦はやめておいた方が良いかと思います。
お菓子のカスが他の人の服についてしまうかもしれないですからね。
- デジカメ写真&動画
データを見せてあげる作戦ですね。
本人の写真や動画を見せると結構喜ぶと思います。
ただ、音は消しておきましょう。
あと、本人には持たせない方が良いですよ。
間違って撮影ボタンを押したり、データを消してしまうこともあるので…
- スマホ写真&動画
デジカメと同様ですね。
本人の写真や動画でも良いでしょうし、ユーチューブなどでも良いと思います。
スマホを見せる事に賛否両論ありますが、写真や動画はぐずり・泣き対策としては強い味方ですよ。
ただ、混雑時は優先席付近でのスマホはやめておきましょうね。
ポイント④:周囲へのアピールもしよう

やはり、黙っていても泣き声やぐずり声を不快に感じる方はいます。
普段聞きなれてない方などは特にそう思うかもしれませんね。
なので、周囲への配慮もしておいた方が良いと思います。
特に、人が多い時はやっておいた方がいいですよ。
例えば、「もうすぐ降りるからね」「あと2駅だよ」と子どもに伝えてみる。
言われた子どもは分かっていないかもしれませんが、目的は周りに「もうすぐ降りるからね!」と知ってもらうことです。
あと、子どもの気持ちを受け止めつつ静かにしようね、と伝えてみるのも一つです。
(ぐずっているとき、泣いているときより、騒いでいるときにやるのが良いと思うのですけどね)
「○○なんだね。でも今はシーだよ。(ジェスチャー交えつつ)」と伝える。
1歳の子どもにしてみたら「電車の中だから静かにして」と言っても分からないと思います。
でも、マナーは積み重ねて身につけていくものだと思うので、子どもの気持ちを受け止めつつ、分からなくても伝えていった方が良いのかな、と私は思っています。
あと、この「シー」という言葉とジェスチャーが子どもにとっては面白く、覚えやすいので繰り返しやっていくと身についていきやすいです。
そして、そのママの言葉を周囲は聞いているので、子どもの気持ちが分かりますし、「シーだよ」と伝える事で周囲は「配慮してもらえた」と思うので、悪い気分にはならないと思います。
ポイント⑤:どうにもならない時は潔く降りよう

何をしてもぐずり泣きが酷い場合は、いったん降りましょう。
体調不良かもしれませんし、子どもの気分があまりにも辛いのかもしれませんし。
それに、外に出れば、案外切り替わることもありますよ。
ただ、再乗車すると、再びぐずる可能性は大です。
なので、もし交通手段や行先を変えられるようであれば変えましょう。
タクシーに乗るとか、下車した地域で遊ぶとかですね。
子どもとお出かけとなると、思うようにいかないことも多いです。
潔く諦められるよう、気持ちの準備をしておくと良いかもしれません。
1歳の子が電車の中で1時間やそれ以上過ごせるのか?

電車で1時間は、過ごせることもあるし、過ごせない場合もあります。
子どもや電車内の状況次第かなと思います。
本当状況によりますが、実際1時間くらいなら行けちゃうことが多いとは思います。
勿論、おもちゃなど準備はしておいた上でです。
ただ、1時間以上で、それこそ2時間とかかかるようであれば、行けなくはないですが難しくもあると思います。
上記の泣き・ぐずり対策を準備しておき、且つ、1時間以上乗り続けることが難しいことを予め想定しておくと良いと思います。
時間に余裕をもって出かけて、1時間くらいで途中下車して、外でおやつ食べたりして気分をかえてから再乗車するとか。
できるなら途中から交通手段を変えてみるのも良いと思います。
電車の途中で寝てくれれば、楽に行けちゃいますけどね。
ということで状況次第ですね。
今回はこんな感じで終了にします。
1歳の子と電車で出かけるというのは大変ですが、対処法を準備しておけば案外行けちゃうものです。
そして、慣れてしまえば大変さは感じなくなりますよ。
楽しんで出かけられると良いですね!
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